エジンバラフェスティバルへ行って来ました。

8月のイギリスはイベントも盛りだくさん。

今月初めにロンドンのオリンピックスタジアムで行われていた世界陸上選手権は盛り上がりましたね。ウサインボルト選手のラストランとあって大注目でしたが、100メートル3位、リレーは棄権と少々残念な結果に。

偉大な選手が最後に有終の美を飾れないのは、意外とありがちなのではないかな~。

日本選手もリレーで銅メダルと頑張りました。

世界選手権の後にバーミンガムで行われていたダイヤモンドリーグという陸上の大会では、イギリスのモー・ファラ選手が3000メートルで優勝。モー選手も今季限りで引退だそうです。Mのジェスチャーで愛嬌をふりまいていたファラ選手の引退は寂しいな~。

スコットランドの首都、エジンバラでは8月初めから3週間エジンバラフェスティバルが開かれています。

世界中からエンターテイナーが集まり、ストリートや劇場でショーや音楽のパフォーマンスが繰り広げられます。

わたくし、何をかくそう3日間の夏休みをとり、エジンバラへ行ってまいりました。

編集後記で詳しくお伝えしております。

8月の最終日曜日には恒例のノッティングヒルカーニバルが行われます。リオのカーニバルさながら、カリブ系の移民達が鮮やかな衣装に身を包んで通りを練り歩きます。ものすごい人出ですが、一見の価値あり。

クラシック音楽を安価で聞けるイベント、Promsも9月9日までロイヤルアルバートホールで行われていますよ~。

そろそろ9月になりヨーロッパからの遠足児童の団体もいなくなるので、静かになったイギリスへぜひお越しくださいね。

 

***今月のホームステイ

この夏は大人のホームステイのお客様が例年より少なかったのですが、ジュニアホームステイの生徒さんが2名現在ホームステイ中です。

サマースクール終了後にホームステイに移動し10日間滞在される生徒さんと、去年サマースクールに参加してくださり今回はホームステイで戻ってきてくれた生徒さん。

2人ともホストファミリーとのアクティビティやレッスン、オプショナルツアーでのオックスフォード観光やハリポタスタジオ見学を楽しんでくれています。

両方経験出来るって幸せですね。ご両親に感謝だね!

 

***サマースクール

7月初めから始まったサマースクールもほとんどの学校で終了し、弊社からの参加者もほぼ帰国され、あと数名を残すのみとなりました。

準備から滞在中、帰国まで、皆様本当にお疲れ様でした。親子共々頑張りましたね。

終了した学校からレポートが送られてきていますが、それを読んでいるとすごく嬉しい気持ちでいっぱいになります。皆が一生懸命勉強やスポーツ、アクティビティに頑張っていたことが手に取るようにわかり、また他国のお友達を作り、先生やスタッフにもすごく礼儀正しくフレンドリーに接していた、と書かれていることが多いからです。

下は7歳から上は17歳まで、まだまだ親と一緒の旅行が普通の年齢なのに、一人で海外まで来て慣れない英語で頑張った皆さんを、とても誇りに思います。

ご両親からぼちぼち感想もお寄せ頂いておりますが、楽しかった、また行かせたい、よい経験が出来た、英語力がつき顔つきも変わった、など圧倒的にポジティブなお言葉が多いです。

なかには、“英語力だけでなく日本語力も進歩した”という方もいらっしゃいます。日本語は英語に比べてやはり曖昧な言語といいますか、何となく語尾が消えたりはっきり言わなくてもわかってもらえたりしがちですが、英語ではそうはいきませんので、サマースクールで“一生懸命伝えようとする力”が鍛えられた結果、それが日本語を話す時にも発揮されたのではないかと思います。思いがけない効果でしたね!

参加された皆さんは、“少し大人になった夏”となったのではないでしょうか・・。

終わったばかりですが(いやまだ終わってませんが)、また来年もやりますよ~(^0^)

詳細が分かり次第ホームページにアップしますので、お見逃しなく!

 

**イギリス正規留学

8月17日、Aレベルの結果が一斉に発表になりました。

6thフォーム2年生(=日本の高校3年生にあたる)が希望する大学に行けるかどうかはこの結果次第となります。

それまでにオファーをもらっていた大学はあくまで仮合格。Aレベルの結果が合格基準を満たしていれば本合格、満たしていなければ仮合格は取り消しとなります。

かくいううちの息子18歳も今年Aレベルを受験し、第1志望の大学は仮合格が取り消され、何とか第2志望の大学に入学出来ました。

イギリスの教育システムでは、16歳で義務教育終了時に受けるGCSEと、大学進学資格のAレベル(もしくはIB=インターナショナルバカロレア)は避けて通れない道。

日本の小中高生がイギリスへ正規留学をする場合は、GCSEかAレベルをやることになります。

日本とはまったく違う教育システムなので、親子とも戸惑われることもおありかもしれませんね。

 

そ、こ、で、

 

正規留学の個別相談致します。1回2時間、無料。スカイプ、LINE、Facetime可能。

サマースクールをきっかけに、イギリスの学校へ長期で正規留学をお考えの方もいらっしゃるかと思います。

正規留学はそれぞれの条件(年齢、英語力、留学期間、現在通われている学校やおかれている事情)が違いますので、個別にじっくりご相談になるのがベストです。

グローバルな大人になってほしいけど、実際イギリスってどうなの?
バイリンガルに育てたいが何歳からの留学がベスト?
親子で英語が出来ないけど大丈夫?
イギリス留学の費用っていくらかかるの?
どうやって学校を選べばいいの?
イギリスの学校でついていけるの?

などなど、悩みや不安で一歩が踏み出せないあなたに・・。

在英20年、ガーディアン歴13年のダシルバ由美子が、じっくりご相談にのりますよ~。

このメールに返信していただくか、info@robinedu.com までお気軽にお問合せ下さい。

 

***英語一口メモ

このニュースレターを手伝ってくれているギルはスコットランドのスターリングというところの出身です。エジンバラから1時間ほどで、素敵なお城があるので観光名所となっています。

エジンバラフェスティバルについて、ギルが下記のように語ってくれました。

Every year in August the city of Edinburgh hosts the world’s largest arts festival. For three weeks the historic city is turned into a giant theatre space with performances all over the city,at all times of the day and night.

The International Festival actually consists of several festivals that focus on different kinds of entertainment. There is a focus on classical music, opera, dance and theatre and, perhaps most well-known, there is the Military Tattoo with magnificent marching bands with pipers, drummers and dancers, dressed in traditional Scottish dress, with colourful tartans. The Fringe festival focuses on smaller venues in the city and on new, up-and-coming performers in theatre, comedy, dance, circus, cabaret, children’s shows, physical theatre, musicals, opera, music, spoken word, exhibitions and events. The festival also hosts a series of visual art exhibitions, talks and workshops.

It is the biggest and most dynamic international arts market in the world. It has been running every year since 1947.

 

 

フェスティバルは毎年8月初めから3週間です。

この期間はかなり混みあいますので、ホテル予約はお早めに。有名なミリタリータトゥーは何か月前もからの予約が必要ですのでご注意下さい。

 

***編集後記

3日間の休暇をとり、スコットランドの首都エジンバラへ行って来ました。

スコットランドへは昔々イギリス留学時代に3週間エジンバラの語学学校へ行き、その後1人でネス湖やスカイ島まで旅をしたことがあるのですが、

今回訪れてみて、私の記憶にあるスコットランドとはまったく違っていて驚きました。

ラッキーなことに滞在中ずっとお天気が良くて暖かく、日中は半袖でも過ごせるくらい。

以前の滞在も8月でしたが、ヒョウが降ったり突然の大雨でびしょぬれになったり、寒さに震えていた記憶しかないので、“スコットランドでもお天気の良い日があるんや~”と新鮮な発見でした。

エジンバラフェスティバルの期間でしたので、あちこちでストリートパフォーマンスや音楽が流れていて凄い活気! 半端ないくらいの人混みです。よくホテルが取れたこと!

どちらかというと可愛らしい感じの建物が多いイギリスとは違って、歴史のあるどっしりとした建物、お城、モニュメント、カールトンヒル、ホリールード宮殿など、どこも重厚な感じで、まさに“ここは外国か!”。

EU離脱に伴いスコットランド独立がチラチラ噂されていますが、住んでいると違いを肌で感じるのでしょうね。歴史的にも複雑で1603年のイギリス統治前は独立国だったし、その後もイングランドとの小競り合いを繰りかえし、現在に至るまでスコットランド人がイギリスをよく思っていないのはご存知のとおり。

しかし、駅周辺ではイギリスではあまり見ないようなホームレスがゴロゴロしていたり、物乞いも見かけたので、独立してやっていけるとはとても思えないのですが・・。

エジンバラ市内でのお勧めは、エンジンバラ城からの眺めとスコットランド国立博物館。

特にスコットランド国立博物館はロンドンの自然史博物館とサイエンスミュージアムを足したような展示品が広大な場所に展示されていて、子供達には大好評でした。

エジンバラからのバスツアーも多数出ています。1時間も走ればハイランドとよばれる緑豊かな景色が広がっていて、ロッホローモンド(湖)やスターリング城などを訪れることが出来ます。

ぜひ機会があれば、スコットランドまで足をお運びくださいまし~。

あ、そうそう、ロンドンからスコットランドへ飛行機で移動する場合、パスポートが必要です。国内移動なのでパスポートはいらないと思っていたのですが、念のために持参しておいて本当に良かった!ヒースロー空港でチェックインした時は国際線の搭乗手続きとまったく同じ、その後の手荷物検査も国際線とまったく同じ場所を通過しました。

スコットランド人のギルはルートン空港からエジンバラへ飛ぶときにパスポートを忘れ、自宅まで取りに帰ったそうです!

皆様もお気を付けくださいね。


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